突然の出張が決まり、慌てて取り出したスーツケース。こんな悩みはありませんか?
- タイヤが劣化して、利用するとガタガタ音がする
- スーツケースのキャスターが思い通りに動かないけど、まだ使いたい
- 修理に出すと費用が高い
私自身も、いざスーツケースを利用する場面で、困った事があります。
こんな時は、時間と費用をおさえるために、スーツケースのキャスターを自分で外し方を探して修理するという方法があります!
- 自分で簡単にキャスターの修理ができるので、ガタガタ音が解消される
- タイヤのゴム交換をすると、キャスターがスムーズに動くようになる
- 修理キットを購入するとお値打ちに修理ができる
一見難しそうなキャスター交換が、意外と簡単に自分でできてしまうのです。
どんな事に注意して行うのか、気にする点は何か、スーツケースのキャスターの外し方を一緒に見ていきましょう!
目次
スーツケースのキャスターの外し方を確認しよう
スーツケースのキャスターは、六角ペンチを使用し自分で外すか、業者さんへ頼む方法があります。
自分でキャスターを修理するには、道具も揃えないといけないし、手間もかかって大変ですよね。
でも、修理キットを準備する事で、意外と簡単にキャスターを修理できてしまうのです。
必要なものは何か、確認する場所はどこなのか、一緒に見て行きましょう。
自分で外す事ができる箇所は?外し方は?
シングルキャスターは、1つのキャスターに対して、1つのタイヤがついています。
こちらは構造がシンプルなため、自分でキャスター交換が可能です。
ノコギリなどで物理的に切り取ってしまうか、六角レンチでねじを緩めて外す方法があります。
自分のスーツケースのキャスターのタイヤの数を確認してみて下さい。
業者さんへ修理を依頼した方がいい?
キャスターがダブルキャスターの場合は、構造が複雑です。
そのため、自分での修理が難しいケースが多くなります。
また、キャスターベースや、キャスターストッパーの不具合の場合も、自分での修理は難しく、避けた方がいいでしょう。
ご自身のスーツケースのキャスターが該当する場合は、業者さんへ依頼しましょう!
キャスターの交換は難しい!
そもそもそんな時間はない!
交換に必要な道具を持っていない!
そんなあなたも、潔く専門業者へ依頼しましょう!
スーツケースのキャスターのゴムを交換する方法
キャスターのゴム自体も簡単に交換できます。
確認するポイントを紹介します。
ご自身のスーツケースのキャスターを確認して下さいね。
意外と簡単に交換できますよ!
<材料>
ほとんど100均で揃います。
・両面テープ(屋外での利用に適したタイプの両面テープがおススメです。)
・平のゴム(厚さ2mm程度のゴムベルトなどがおススメです。タイヤの幅と同じ幅のゴムにして下さい。)
・接着剤(充填剤としても使えるものがおススメです。)
<事前準備>
タイヤからゴムを切り取って外します。
次に、歯ブラシなどでキレイにゴミを取り除いていきます。
ゴミが残っていると粘着力が低下しますので、しっかりとゴミを除去して下さい。
デコボコしている部分は特に念入りにきれいにしましょう。
<両面テープでゴムバンドを固定する>
キャスターのタイヤにグルっと一周分の両面テープを貼ります。
次に両面テープの上から、ゴムバンドをグルっと一周貼り付けていきます。
この時、タイヤの円周よりも少し長めにゴムバンドを切っておくことがおススメです。
多少長い分には後から切り落とせばいいだけなので、作業が楽になります。
<接着材で隙間を埋める>
ゴムバンドを付けた後、つなぎ目の部分を接着剤でしっかりと埋めます。
どうしても液が垂れてしまい、多少見た目がキレイにできないかもしれません。
気になるかもしれませんが、スーツケースを使う時には、気にならないなくなります。
利用中にはがれてしまう事を防ぐために、しっかりと隙間を埋める事が大切です。
スーツケースのキャスターの修理を自分で行う方法
メーカーによって、多少修理方法が異なるケースもあります。
スーツケースのキャスター自体を交換する方法を紹介します。
事前に修理キットの説明書やメーカーのHPなどを確認してみて下さい。
ここでは、一般的な方法のご紹介をしていきます。
<材料>
・修理キット
インターネットなどで検索すると、さまざまな種類のキットが販売されている事が分かります。
メーカー独自のサイズの場合もあるため、ピッタリと同じものが見つからない場合もあります。
自分のスーツケースに近いサイズを選びましょう。
ピッタリ同じものがご希望の場合は、メーカーへお問い合わせ下さい。
<事前準備>
切りくずが飛び散りますので、新聞紙などを下に敷いて置くことをおススメします。
また、キャスターが回転すると、非常に作業がしにくくなります。
キャスターと車輪をしっかりとガムテープなどで固定しましょう。
怪我がないように軍手をはめてもいいでしょう。
<タイヤの軸を金の子で切る>
タイヤの左右にノコギリの歯を入れて軸を切断していきます。
しっかり固定されている場合もありますので、時間をかけてゆっくりと切っていきます。
もし軸が六角レンチで外せる場合は、切断せずに、六角レンチで軸を外して下さい。
ノコギリで手を切らないように慎重に行いましょう。
<タイヤ外し、新しいタイヤ付ける>
タイヤを外します。
この時、切り落とした部分がギザギザしている場合がありますので、怪我のないように注意してください。
新しいタイヤを挿入し、新しい金属の軸を通して、ネジなどで固定してください。
ここまでのステップをタイヤの個数分繰り返して、完成です。
スーツケースのキャスターを修理する場合の料金は?
新しいスーツケースを購入した時の価格、修理した場合の価格はそれぞれ異なります。
いくらくらいかかるのか、時間がどの程度必要なのかも気になるところです。
修理の料金、必要な時間を一緒に確認していきましょう。
スーツケースを新品で購入した時の価格は約3万円
新しいスーツケースを購入した場合、おおよそ2~3万円が相場です。
大きさや、軽さ、丈夫さなどで価格も異なってきます。
最近は、セキュリティが充実したスーツケースもあるようです。
購入するほかにレンタルをする方法もありますので、検討してみても良さそうですね。
お店で修理した場合の価格は約1万円
専門業者に持ち込んで修理した場合、車輪4個を交換すると、おおよそ1万円程度かかるようです。
修理にもひと月ほど必要なケースが多いため、時間に余裕をもって依頼する必要があります。
時間に余裕がある場合は、検討してみても良さそうです。
自分で修理した場合の価格は約3千円
今すぐ自分で修理すると、3千円程度で抑えられます。
インターネットや、ホームセンター等で購入できるので、自分のキャスターのタイヤのサイズと同等のサイズを購入しましょう。
メーカーによっては、まったく同じキャスターが購入できない場合もあります。
どうしても同じキャスターを希望する場合は専門業者への依頼も検討してください。
まとめ
- スーツケースのキャスター交換を意外と簡単
- 修理するためのキットも手軽に購入できる
- 時間の短縮、お金の節約になる
劣化して使い勝手の悪くなったキャスターを交換しておけば、旅先でガムテープを使って補強するなんてことは、不要になりますね。
まっすぐ走るようになるため、歩行中のストレスも軽減されます。
意外と簡単にできるため、ぜひトライしてみて下さい!