サウナブームの終わり!?なぜいつから流行り始めたのか背景を徹底解説

サウナブームの背景と特徴とサウナのこれからを解説します。

第3次サウナブームってメディアで賑わっていたけど、サウナブームは本当に終わりなのか気になってませんか?

  • サウナブームが終わりって本当?
  • そもそもサウナブームっていつからなの
  • サウナが流行っていたのはなぜ?

流行りのサウナに行ってみたいけど、もうブームは終わりと聞きました。

そこで、サウナブームの背景と特徴について調べてみました。

この記事でわかること
  • ブームが文化へと進化する
  • サウナが日本に広まった背景
  • サウナが流行った理由やメリット

こちらではサウナブームのこれからを考察します。

サウナブームは終わり!?文化へと進化

サウナブームは終わり、ブームが文化へと進化していきます。

第3次サウナブームを構成するのは20~30代の若い世代がメインの年齢層です。

もともとサウナは50代以上の男性が利用するイメージでした。

流行りに敏感な若い世代がサウナに行くようになることで、ブームが形成されていったと考えられます。

サウナブームの火付け役として考えられるのは芸能人やYoutuber、いわゆるメディアです。

<今のサウナブームの特徴>

ロウリュサウナストーブの上にあるサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる
アウフグースサウナストーンにアロマ水をかけ上にたまった蒸気を下におろすことで心地よい風と香りを楽しむ
ウィスキング白樺などの枝葉を束ねたヴィヒタを使い、マッサージを行う
世界のサウナの文化が融合しているのが特徴です。

サウナ室の中で頭皮や髪を熱から守るサウナハットが一般的になり、ファッション的な面でも楽しみ方の幅も広がっています。

サウナは日本独特の進化と発展を続けていて、ここ数年で新たに誕生した施設は個性的で、サウナも多様化されました。

これまでなかった新しいサウナができ、さまざまなタイプのサウナを試したりといった、以前にはなかったサウナ体験もできるようになりました。

日本ならではの文化となって根付いていく

サウナブームが終わる原因は4つあり、サウナ好きが楽しめる文化が始まります。

サウナのマナーを知らない流行りに乗った人たちもサウナに入り始めました。

サウナブームに火が付いたことにより、嫌悪感を持つ人ももちろんいて、もともとサウナ好きな人たちが追いやられてしまったように感じます。

そのことがサウナブームの終わりの原因だと思います。

サウナブームによって、サウナは一人で楽しむものから複数人で楽しむものへと変化しました。

サウナの原点に返り、おひとり様時間をもっと充実にするために、一人用サウナや会員制サウナが今後もっと増えそうですね。

2024年以降は、サウナブームでサウナ好きとなった人が残り、サウナを楽しめるようになると思います。

お得にサウナハットを手に入れたい方は,こちらの記事もオススメですよ♪

サウナブームっていつから起こったの?

日本にサウナが広がったのはいつからかというと、1964年の東京オリンピックの時、日本は高度経済成長期の頃です。

フィンランドの選手が選手村にサウナを要望し、設置したことが話題となって広まり、世間からの注目が集まったそうです。

仕事に追われ帰宅できないときや出張であちこち飛び回っている男性向けにカプセルホテルを併用した男性用サウナが急増しました。

これが第一次サウナブームといわれています。

そして、そのあと1980年代に健康ランドの存在がサウナの知名度を広げる事になります。

複合的な大規模入浴施設が、“健康ランド”と呼ばれ、幅広い客層をターゲットとした施設が誕生します。

地方の温泉に足を運ばなくても近場でゆっくり大きなお風呂が楽しめて、大衆演劇やカラオケ、マッサージなど1日中ゆっくりできる。

それが、男性だけでなく女性や家族連れも含め、人気になった理由です。

さらに“スーパー銭湯”と呼ばれる新しい入浴施設の誕生します。

それが第2次サウナブームです。

2つの施設の違いは、健康ランドが大衆演劇の舞台やカラオケなど娯楽施設が充実した大規模入浴施設であるということ。

それに対して、スーパー銭湯はマッサージや食事処などありつつ、より気軽に利用できる施設であるということ。

一方、銭湯でもサウナを導入する動きがありました。

1968年に1万7999軒を数えた銭湯でしたが、同じ頃から風呂付きの住居が増えたことによって経営難に陥る銭湯が出てきました。

その打開策としてサウナの導入を考える銭湯が増え、その結果、70年代から80年代にサウナを導入した銭湯も増加したのです。

当時のサウナは遠赤外線ストーブやガスストーブが主流で、今のようにサウナストーンに水をかけることを禁止していました。

サウナ室の中はカラカラで温度が高く、湿度が低いためカラカラに乾いた状態でピリピリした感覚があり、照明も明るく、テレビが付いていて野球観戦もできる。

これが今も言われている昭和ストロング系サウナ=中高年男性が楽しむものというイメージのもとになったのではないでしょうか?

女性にはこの乾燥したサウナは支持されにくかったようで、いつからか女性サウナは肌にも髪にも負担が少ないスチームサウナやミストサウナが重宝されたようです。

現在でも男性用はドライサウナ、女性用はスチームサウナを設置している施設があるのはその名残りだと考えられます。

では、第3次ブームはいつから起こったのでしょうか?

Googleで”サウナ”と検索された回数は、2021年初めから急激に上昇しています。

新型コロナウイルスが蔓延し、健康に対する意識が高まりました。

サウナの健康的なイメージ、黙浴の徹底、ストレスも多い時期だったので、サウナのリフレッシュ効果も併せて注目されたわけです。

サウナ流行りはなぜ繰り返すのか?

サウナの効果は医学的にも証明されており、健康にいいとされるメリットがあるので、流行りが繰り返されています。

メリットがあれば、それは流行りますよね!

サウナ→水風呂→外気浴を2から3回繰り返すとサウナの効果が出ます。



なぜ、サウナ→水風呂を繰り返すことによって効果があるのでしょうか?=体内で血流の流れがよくなるからです。

こんなに沢山サウナ効果があるなら、サウナ流行りも納得ですね!

その反面、健康に悪いという考えもありますが、なぜでしょうか?

血管内脱水を起こさないため水分補給は必要不可欠です!

サウナ後の水風呂はぬるめのシャワーを浴び、慣れたら半身浴、全身浴と段階を踏みましょう。

サウナでむくみを解消したいというあなたにはこんな記事もオススメですよ♪

まとめ

  • ブームが終わりになるとグッズも手に入りづらくなるので、早めに購入
  • サウナブームが終わったとしてもスタンダードに落ち着く
  • サウナは正しい入り方をすればメリットが沢山ある

今回の記事の中でサウナブームは終わりだと言いました。

しかし、どちらかというとブームが去って終わりというよりは、今まで通りジムやヨガといった健康促進の定番に戻るのだと思います。

ブームとは、そのカルチャーに触れてこなかった人が、流行っているからやってみようと流れに乗ることで起こるものです。

定番になった瞬間に特別感が無くなり、ブームは下火になっていくのです。