今回はピクサー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」の英語タイトルについてご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
- 「カールじいさんの空飛ぶ家」の英語タイトルが知りたい!
- あらすじが気になる♪
- 映画内で出てきた名言ってどんなものがあるの?
- 他のディズニー映画の英語タイトルってどんな感じ?
確かに、英語ではどのように表現されるか気になりますよね。
そこで今回は「カールじいさんの空飛ぶ家」について詳しく調べてみました。
- 英語タイトルは「Up」
- カールじいさんの大冒険を描いたストーリー
- 映画内で出てきた名言を5つご紹介
- 「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」など8作品の英語タイトルをご紹介
それでは詳しく見ていきましょう。
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目次
カールじいさんの空飛ぶ家の英語タイトルは?
「カールじいさんの空飛ぶ家」の英語タイトルは「Up」です。
2009年に公開されたピクサー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」は、カールじいさんの大冒険を描いた作品。
英語タイトルは日本語のものと比べて、非常にシンプルですよね。
私も初めてこの英語タイトルを知ったとき、あまりの短さに驚きました。
「Up」には、「上昇する」という意味があります。
まさしく、カールじいさんがたくさんの風船を家に付けて大空へと冒険に行く姿が、英語タイトルに込められていますよね。
「Up」には「幸せ」や「元気」という意味も込められているんだとか。
1つの単語に複数の意味が込められているなんて、ステキですよね♪
「カールじいさんの空飛ぶ家」にピッタリなタイトルですね!
カールじいさんの空飛ぶ家のあらすじ
「カールじいさんの空飛ぶ家」のあらすじはこちらです。
78歳のカールじいさんは幼なじみでもあった妻に先立たれて、一人寂しく過ごしていました。 町の開発計画によって、妻との思い出がつまった自宅から立ち退きせざるをえなくなったカールじいさん。 昔、カールじいさん夫婦は冒険家のチャールズ・マンツに憧れており、いつか南米にあるパラダイスの滝に行こうと約束をしていました。 カールじいさんは立ち退きをきっかけに、妻との約束を果たすことを決めます。 思い出の自宅に無数の風船を付けて、パラダイスの滝を目指して大空へと冒険に出かけます。 |
そして、主な登場人物はこのようになっています。
- カールじいさん…思い出のつまった家に風船を付けて冒険に出る78歳の主人公
- ラッセル…カールじいさんと一緒に旅をすることになる8才の少年
- ダグ…パラダイス・フォールズに住む、喉に翻訳機を付けたゴールデンレトリーバー
- ケヴィン…パラダイス・フォールズにひっそりと生息する珍しい鳥
- エリー…カールじいさんの亡くなった妻
- チャールズ・マンツ…カールじいさん夫妻が憧れていた冒険家
とっても心温まるあらすじですよね♪
私は2009年に公開されたと同時に、映画館で「カールじいさんの空飛ぶ家」を観ました。
そのときの私は子どもで、あらすじなど何も知らず観に行きました。
子どもながらに、カールじいさんの亡き妻を愛する気持ちに何だか切なくなったことを覚えています。
大人になった今でも、たまに観ますが、心がじんわりとする作品だなと思いました。
カールじいさんは当初ぶっきらぼうな人でしたが、旅を続けていく中で本来の姿に戻っていくところは、何だか胸がジーンとします。
そして亡くなった妻を愛する気持ちもステキだなと思いました。
大人と子どもも楽しめて感動できるすばらしい映画ですね。
ディズニー映画「ベイマックス」の舞台って、どこか気になりますよね?
その答えはこの記事で書かれていますよ。
カールじいさんの名言を英語で5つ紹介
映画「カールじいさんの空飛ぶ家」に出てくる名言を5つ、日本語と英語でご紹介します。
- つまらないものを一番覚えている
- 冒険家はすべてのものの友だちだ
- 長年住んだ家に最後のお別れを
- これから新しい冒険をしてね
- 夢を叶えるからね
「カールじいさんの空飛ぶ家」の中では、子どもだけではなく大人にも響くような名言が隠されています。
日本語訳でもいいですが、英語で読むとまた違った印象を受けますよ。
英語の勉強にもピッタリではないかなと思います♪
それでは、詳しく見ていきましょう。
つまらないものを一番覚えている
That might sound boring, but I think the boring stuff is the stuff I remember the most. つまらなく聞こえるかもしれないけど、つまらないものの方が一番よく覚えているんだよね。 |
子どものラッセルが、自分の父親との思い出を語った際に言ったセリフです。
初めて映画を観たときはピンと来ませんでしたが、大人になった今ではこのセリフをしみじみと感じることができます。
そのときはつまらないと感じていても、いざそれがなくなると思い出し、恋しくなる。
日常のつまらないって、本当はとても大切なものなんだなと感じますね。
映画を観た後、日々のささいなことがとてもかけがえのないものに思えますよ!
冒険家はすべてのものの友だちだ
An explorer is a friend to all, be it plants or fish or tiny mole. 冒険家はすべてのものの友だちだ! たとえそれが、植物や魚や小さなもぐらであろうと。 |
ラッセルがカールじいさんに鳥を飼うように説得する場面です。
大人になってこのセリフを聞くと、童謡の「手のひらを太陽に」を思い出しました。
「ミミズやオケラ、アメンボはみんな生きているから友だち」という歌詞に似ていますよね。
このすばらしいセリフを子どものラッセルが言うなんて、とてもカッコイイです。
子どもの純粋な気持ちって、美しい!
長年住んだ家に最後のお別れを
I wanna say one last goodbye to the old place. 長年住んだ我が家に最後のお別れがしたい |
カールじいさんが老人ホームのスタッフに言ったセリフです。
カールじいさんにとっては、この家は亡き妻との思い出がつまった大事な場所。
そんな家に最後のお別れをするのは、とても切ないなと感じました。
この後、カールじいさんは無数の風船を家に付けて冒険に出かけるのですが、何ともこのシーンは心が痛かったのを覚えています。
これから新しい冒険をしてね
“Thanks for the adventure. Now go have a new one.” from Ellie. 「冒険をありがとう。これから新しい冒険をしてね。」エリーより |
妻のエリーが生前、カールじいさんに向けて書いたメッセージです。
大人になってからこのシーンを観たとき、「私が死んでいなくなっても、あなたはあなたの人生を歩んでね」という風にとらえました。
カールじいさんは妻を亡くしてから、一人の世界に閉じこもり自ら孤独を選択していました。
身なりにも気を付けることなく、絶望のどん底にいたカールじいさんですが、冒険へと旅立ちラッセルとの出会いで変わっていきます。
生前にこのようなメッセージを残すことができる妻エリーの強さやカールじいさんを想う気持ちが、とてもステキですよね。
私は、このシーンを観るたびに必ず泣いてしまいます。
こんな風にお互いを想いやれるパートナーって、いいですね♪
夢を叶えるからね
We’re on our way, Ellie. 夢を叶えるからね。エリー |
カールじいさんが憧れの地であるパラダイスの滝に向かう途中、妻エリーの写真にむかって言ったセリフです。
この英語を直訳すると、「僕たちは今、むかっているよ」になります。
それを「夢を叶えるからね」と意訳しています。
この日本語の訳し方がステキだと思いませんか?
憧れだった場所へ一緒に行って夢を叶えようというカールじいさんの温かい気持ちが、このセリフから感じることができますね。
ディズニー映画の英語タイトルを8つ紹介
ディズニー映画の英語タイトルを8つご紹介します。
- アナと雪の女王
- 塔の上のラプンツェル
- ベイマックス
- インサイド・ヘッド
- レミーのおいしいレストラン
- リメンバー・ミー
- シュガー・ラッシュ
- 101匹わんちゃん
日本語タイトルと英語タイトルは全く違うことが多いんです。
どうして英語タイトルと日本語タイトルは一緒ではないのですか?
公開される国の人々に親しみを持ってもらうためです!
国によって文化や馴染みのある単語、フレーズは違いますよね?
映画に親しみを持ってもらうためにも、公開される国に合わせたタイトル作りがされています。
日本語タイトルと比べて英語タイトルは、とてもシンプルな印象を受けます。
それでは、詳しくディズニー映画の英語タイトルを見ていきましょう!
アナと雪の女王
「アナと雪の女王」の英語タイトルは「Frozen」です。
「Frozen」は「凍った(状態の)」という意味になります。
まさしく「アナと雪の女王」の氷の世界を表していますよね。
こんなシンプルな英語タイトルには驚きですが、「Frozen」だけで映画の雰囲気が分かります。
「アナ」と「エルサ」に興味を持ってもらいたくて、このような日本語タイトルになったようです!
塔の上のラプンツェル
「塔の上のラプンツェル」の英語タイトルは、「Tangled」です。
「Tangled」って、あまり聞きなじみのない単語ですよね。
意味としては「(糸や髪の毛が)絡まりもつれた状態」です。
ラプンツェルの美しくも不思議な魔法の髪の毛が英語タイトルでは表現されていますね。
ベイマックス
「ベイマックス」の英語タイトルは、「Big Hero 6」です。
もともとマーベルコミックスには「Big Hero 6」という作品があり、6人の日本人スーパーヒーローが描かれていました。
ディズニー映画にする際、1人の少年とロボット「ベイマックス」の友情物語に変更になり、タイトルはそのままとなったのです。
日本では、ロボットの名前である「ベイマックス」をそのままタイトルにしました。
ちなみに、ベイマックスのシルエットは「日本の鈴」から思いついたそうです!
インサイド・ヘッド
「インサイド・ヘッド」の英語タイトルは、「Inside Out」です。
「Inside Out」は「裏返し、裏表」という意味になります。
主人公の頭の中にある感情がそれぞれ別の感情の裏返しということから、この英語タイトルが付けられています。
ちなみに、日本語タイトルの「Inside Head」ですが、意味は「頭の内側」です。
感情が主人公の頭の中にあるということから、こちらの日本語タイトルになったようです。
英語タイトルと日本語タイトルが少しだけ違うのも、面白いですね♪
レミーのおいしいレストラン
「レミーのおいしいレストラン」の英語タイトルは、「Ratatouille」です。
「Ratatouille」は「ラタトゥイユ」と読みます。
「ラタトゥイユ」はフランスの伝統的な煮込み料理の名前です。
この英語タイトルはただ料理名を表しているのではなく、発音にヒミツが隠されています。
主人公のレミーがネズミであるため、「Rat・a・too・ee」とネズミの「Rat」を掛けているんです。
英語版のポスターなどでは、この発音が強調されていますよ。
ネズミの「Rat」という発音とタイトルを掛けるなんて、とても面白いですよね。
リメンバー・ミー
「リメンバー・ミー」の英語タイトルは、「Coco」です。
「Coco」は主人公のひいおばあちゃんの名前からとっています。
「リメンバー・ミー」という日本語タイトルは、劇中歌のタイトルです。
「僕のことを忘れないで」という意味があります。
劇中歌「リメンバー・ミー」はステキな音色で、家族のつながりを感じることができますよ♪
シュガー・ラッシュ
「シュガー・ラッシュ」の英語タイトルは、「Wreck-It Ralph」です。
「Wreck」は「破壊する」で、「Raiph」は主人公ラルフの名前となっています。
直訳すると、「それを壊せ!ラルフ!」です。
なんとも野性的なタイトルですよね。
ちなみに日本語タイトルの「シュガー・ラッシュ」はお菓子の国で行われたレース大会の名前です。
英語タイトルは荒々しい感じがしますが、日本語タイトルは「シュガー」と付いているだけあって、かわいらしさがありますね。
英語タイトルと日本語タイトルで雰囲気が違うのも面白いですね!
101匹わんちゃん
「101匹わんちゃん」の英語タイトルは「One Hundred and One Dalmatians」です。
「Dalmatians」は映画に出てくる犬の種類「ダルメシアン」を表しています。
日本語タイトルでは「ダルメシアン」ではなくて、「わんちゃん」と親しみやすい表現になっていますね。
「ベイマックス」に登場するヒロの身長って、気になりませんか?
こちらの記事で詳しく書かれていますよ。
まとめ
- 「カールじいさんの空飛ぶ家」の英語タイトルは「Up」
- カールじいさんの大冒険を描いたストーリー
- 映画内で出てきた名言を英語で5つご紹介
- 「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」など8作品の英語タイトルをご紹介
今回は「カールじいさんの空飛ぶ家」の英語タイトルについてご紹介しました。
何度観ても心の奥がジーンとする、すばらしい映画ですよ。
ぜひ、映画を観て、温かい気持ちになっていただきたいです!
「カールじいさんの空飛ぶ家」は子どもから大人まで楽しめる作品です!
一度観たことがある方も、また違った気持ちで観ることができますよ。
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