絵の具の落とし方に歯磨き粉?固まっても落とせる効果的な方法を紹介!

今回はしつこい絵の具の落とし方を解説していきます。

絵の具がお気に入りの服についてしまうと、焦ってなんとか落としたくなりますよね。

そんなときに効果的なのが、なんと歯磨き粉!

この記事でわかること
  • 歯磨き粉で絵の具を落とす手順4つをご紹介
  • 服、上履き、カーペット、壁についた絵の具の落とし方
  • ウタマロを使った落とし方

歯磨き粉に含まれる研磨剤が、服以外についた汚れを落とすのにも有効です。

それでは、みていきましょう!

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せっけんが小さくなって、かけら状になっても最後までバネの力で使い続けられます。

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絵の具の落とし方に歯磨き粉は効果的!

意外にも、絵の具の落とし方に歯磨き粉は効果的なんです。

親子や友達同士で楽しい絵の具遊び。

ふと気づくといつのまにか服にべっとり…。

そんなときの絵の具の落とし方だけでなく、歯磨き粉は汚れ全般を落とすのに活躍します。

手順はこちら。

  1. ぬるま湯につける
  2. 洗濯洗剤で手洗いする
  3. 歯磨き粉をつけてこする
  4. 水で流してもみ洗いする

今回は歯磨き粉を使った落とし方を詳しく解説しますね。

手順1:ぬるま湯につける

まずは、40〜50℃のぬるま湯につけ置きしましょう。

目安は「手で触れるけれど少し熱いな」というくらい。

厳密に温度を測る必要はありません。

ぬるま湯を使用する理由は主に2つあります。

ぬるま湯がよい理由
  1. 熱に弱い汚れが落ちやすい
  2. 洗剤の洗浄能力が発揮される

水温を設定変更するか、大きめの鍋にお湯を沸かして水と混ぜると早く準備できます。

手順2:洗濯洗剤で手洗いする

次に、汚れている箇所に洗濯洗剤をつけて手洗いしましょう。

このときのポイントは、ゴシゴシとこするように洗うのではなくむようにすること。

むことで、繊維せんいの中に入りこんだ汚れをうかしていくイメージですね。

はじめに5分ほどぬるま湯につけておくとよいですよ。

お湯が冷め切らないうちに手洗いしましょう。

手順3:歯磨き粉をつけてこする

続けて、まだ汚れているところに歯磨き粉を塗りつけます。

気になるところに歯磨き粉を少量つけて、歯ブラシで叩くように磨きます。

この際注意するポイントは、研磨剤入りの歯磨き粉を使用することです。

ほかにも汚れを落とす際の歯磨き粉の選ぶポイントを解説します。

歯磨き粉の選び方
  • 研磨剤入りのもの
  • ジェル状ではなくペースト状のもの
  • フッ素入りのもの
  • 香料のないもの
  • 漂白成分が入っているもの

磨き方にもコツがあります。

ポンポンと叩くようにして、地道に磨いてください。

歯磨き粉内の非常に小さな研磨剤の力を使って汚れをうかしていきます。

なので、押さえつけるようにゴシゴシ磨くのは逆効果です!

絵の具ではないのですが、私はよくトマトソース系を食べているときに限って白い服にこぼしてしまうことがあります。

そんなとき歯磨き粉を使って洗ってみたのですが、洗い方でミスってしまいました。

汚れはなんとか落とせたのですが、焦ってゴシゴシとこするように磨いたため繊維せんいがけばだってしまったのです。

以降は叩くように磨くことを意識したおかげで繊維を傷ませることは少なくなりました。

叩くように磨くことが大事なんですね。

手順4:水で流してもみ洗いする

最後に、再びぬるま湯で洗い流してください。

だいぶ落ちているはずですが、汚れの範囲によっては1回で落としきれません

1度洗い流したあと、再度気になるところに歯磨き粉をつけて同じように磨いてください。

ぬるま湯でのみ洗いと歯磨き粉を使ったブラシ洗いを繰り返すことで、かなり汚れは落ちるはずです。

固まった絵の具の落とし方

時間が経って固まった絵の具でも、歯磨き粉を使った落とし方である程度落とせます。

ただし染み込んで固まった場合は、歯磨き粉だけでは限界があることも。

固まった絵の具は、時間が経つと酸化してしまうため、さらにこびりつき落としにくくなります。

基本の落とし方はやはり絵の具がついたらすぐに洗い流すことが1番です。

とはいえ、どうしても洗うまでに時間が経ってしまうこともあると思います。

そんな固まった絵の具は、歯磨き粉だけでなく他の磨き方も一緒に試してみましょう。

その落とし方を、今から解説します。

服についたとき

服についた絵の具を落とすのに、酸素系漂白剤重曹じゅうそうは効果的です。

手順を説明します。

服についた絵の具の落とし方
  1. 服をぬるま湯につけておく
  2. 酸素系漂白剤と重曹じゅうそうを同量混ぜたペーストを汚れの箇所に塗る
  3. 当て布の上から歯ブラシで叩くように汚れを浮かす
  4. 真水ですすぐ

当て布を使う理由は、衣類を叩き洗いする際に傷まないようにするのと当て布に汚れを移すためです。

色落ちしやすい服は注意が必要なので、様子を見ながら洗いましょう。

上履きについたとき

上履きについた絵の具を落とすのにも、酸素系漂白剤重曹は効果的です。

しかも上履きの場合、つま先の色がついている部分はゴムなので、色落ちの心配がありません

十分磨いてもなお絵の具がついている場合は酵素系漂白剤と重曹につけおきする方法も有効です。

ただし、名前を書いているところまで薄くなってしまうため、乾いたあとは再度名前を記入しましょう。

私が小学生のときは、毎週末に上履きを持って帰って自分で洗うことが家のルールでした。

よくわからない黒い汚れはいつものことでブラシでひたすら磨く週末。

ときどき、絵の具の汚れだったのかカラフルな汚れがついていることも。

ひたすらジフを使ってゴシゴシとブラシでこすり続けていました。

あの頃に、このつけおきの技を知りたかったものです…。

大人になった今では靴の汚れはもちろん、子どもの食べこぼしの汚れにも私は試しています。

すぐに洗える状況であれば歯磨き粉や台所用洗剤を使い、時間が経ってしまったときは酵素系漂白剤と重曹につけおきします。

幸い大抵の汚れは落ちるので、助かっています。

床についたとき

床についたとき、絵の具用リムーバークレンジングオイルが効果的な場合があります。

絵の具がまだ乾いていない場合は、濡らした布やティッシュでそっとぬぐうように拭き取りましょう。

このときに広げるように拭いてしまうと汚れの範囲が広がってしまうため、とにかくそっと拭き取ります。

乾いてしまった場合には、以下の道具を試してみてください。

  • 絵の具用リムーバー
  • クレンジングオイルと歯ブラシ

絵の具用リムーバーとは、筆やパレットから絵の具を除去するために開発されたリムーバーです。

絵の具汚れを落とすのに有効ではありますが、床材を傷めるリスクがあります。

衣類に使用する際は色落ちの可能性もあるので自己責任で慎重に使用しましょう。

強い薬剤になるため、素手で扱うことはおすすめしません。

万一ついてしまったときは、よく洗うようにしましょう。

また、歯ブラシにクレンジングオイルを少量付け、軽くこすると、色が浮いてくることがあります。

その後、乾いたティッシュで拭き取ります。

そしてまたオイルで絵の具汚れを浮かせ、ティッシュで拭き取る…。

これを何度か繰り返しましょう。

仕上げに濡らした布で拭き、最後に乾いた布で拭きあげたら終わりです。

床がコーティングされている場合は、この方法でコーティングが剥がれることもありますので注意してください。

掃除に使用するクロスも、使い方ひとつで汚れの落ち方が変わってきます。

詳しくはこちらで解説しています。

壁についたとき

壁についた場合も床と同様、絵の具用リムーバークレンジングオイルが効果的な場合があります。

ただし壁の場合は素材によっては壁紙が剥がれてしまうことがあります。

なので拭き取る際に十分な注意が必要です。

頑固な絵の具汚れや、時間が経って硬くなってしまった汚れに対しては、なかなか効果が出ないことも考えられます。

絵の具が残ってしまう場合はプロのクリーニングサービスに相談するのも一つの選択肢です。

無理に取ろうとすると、壁紙が剥がれてしまうことがあるんですね。

もしくは、荒技ですが上から修正液を重ね塗りすると汚れが目立たなくなります。

これは某漫画の「あたしんち」のお母さんもしていました(笑)。

ただそのまま塗るのではなく、茶色をほんの少し混ぜたりして周りの壁の色と近づけると、馴染なじませることができます。

周りの壁に色を近づけるところに技術が必要です。

下手にしてしまうと、賃貸の場合は余計費用を請求される可能性もあります。

賃貸の場合子どもの引き起こした汚れは火災保険が適用されるケースが多いため、まずは大家さんに相談してみましょう。

以上の方法を試すことで、床や壁に付着した絵の具の汚れを効果的に取り除くことが可能です。

いずれの方法も、素材を傷めないよう慎重に行うことが重要です。

絵の具はウタマロせっけんでも落ちる

絵の具の汚れはウタマロせっけんでも落ちます。

ただし、研磨剤の力を使った歯磨きの使用方法とは少し意識する点が異なります。

ウタマロせっけんは絵の具の汚れ以外にも活躍シーンが多いので、家に1つあると便利です。

ウタマロの固形せっけんを入れるケースもあります。

コジットのせっけんケースだとウタマロせっけんがシンデレラフィットするのでおすすめです。

手順1:ぬるま湯につける

まずは汚れがついた服をぬるま湯で濡らします。

5分ほどで大丈夫です。

もし汚れが固まってしまっている場合は長めにつけておきましょう。

そうして濡らした服にウタマロを直接塗って洗うことによって効果的に落ちます。

手順2:塗りブラシでこする

次に、汚れている箇所にウタマロを直接塗り込みます。

使い方は歯磨き粉と同様で、汚れたところにウタマロを塗りこみ、ブラシで叩くように磨きます。

このとき、もし泡立ちが悪ければ一度泡立ててから汚れたところに塗り込んでみてください。

ウタマロを使う際は、歯磨き粉を使って磨くときと違うポイントがあります。

歯磨き粉と違う点
  • 研磨剤の力で落とすわけではないので、しっかり泡立てた方がよい
  • 泡立ちをよくするために水温は高めがよい

ウタマロの洗浄力を十分に発揮させることを意識してみてくださいね。

手順3:10分放置する

ウタマロの泡で絵の具のついたところを磨いた後は、10分ほどそのまま放置します。

泡を放置することによって汚れを浮かす作用があります。

10分経過後、すすぎます。

落ち方が不十分な場合は何度か上の手順を繰り返してみましょう。

手順4:洗濯機で洗う

ある程度、手洗いで汚れを落とした後は通常通り洗濯機で洗いましょう。

もし洗濯機に温水コースが備わっている場合は念のため温水で洗うと、より落ちやすいです。

洗濯機に回したときに他の洋服への色移りが心配になるかもしれません。

しかし、ウタマロでかなり汚れを落とせている場合は特にその心配は不要です。

ウタマロは台所のお掃除にもよくおすすめされています。

洗剤も大事ですが、もともと汚れがつきにくいと主婦にとってはうれしいですよね。

お掃除する場所で嫌がられやすい排水口ですが、実は銅製だとヌメリや臭いが発生しにくいです。

詳しく解説しているこちらの記事をどうぞ。

まとめ

  • 絵の具の落とし方に歯磨き粉は有効
  • 絵の具が服、上履き、カーペット、壁についた際も落とせることもある
  • ウタマロや酵素系漂白剤、重曹なども絵の具の落とし方として有効

歯磨き粉に含まれる研磨剤の成分が、絵の具の落とし方に効果的だとは驚きです。

歯磨き粉は絵の具以外の汚れにも有効なので、今後なにかを洗う際は試してみてください。

使う場合は研磨剤が完全に落ちるよう、十分すすぐことも意識しましょう。

コジットのせっけんケースはブラシがついているのでそのまま泡立てさせて使えます。

手洗いする機会が多い方におすすめです。

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